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2024.03.15
2024.03.13 新造船「かりゆしⅡ」進水式
3月13日、広島県の尾道造船所で新造船「かりゆしⅡ」の進水式が行われました。
「かりゆし」の代替船として建造される当船舶は、所有RORO船7隻の中で最大級の積載能力を持つ船となり、「かりゆし」に比べて積載能力が約30%増加します。また、脱炭素対策として、船型の変更、主機チューニング、最適航行支援システム等の導入により自社最新船「あやはし」に比べ約6%省エネ効果を見込みます。
新造船:かりゆしⅡ
全長:181.51メートル 幅:26メートル
総屯数:約11,900トン 重量屯数(DW/屯):7,240トン
航海速力:約21.3ノット 積載能力:40フィートトレーラー168台,乗用車281台
進水日:2024年3月13日 就航予定日2024年7月
造船所:尾道造船株式会社
○進水式とは
進水式とは、新たに建造された船舶を初めて水に触れさせる作業・儀式のことであり、その中で行われる作業の一つとして「支綱切断」があります。この支綱とよばれるロープは日本酒につながれており、切断と連動して日本酒が船体に叩きつけられると同時にくす玉が割られ、船が進水します。
支綱切断用の斧は日本では銀の斧を使用することが多く、銀の斧は古くから悪魔を振り払うといわれている縁起物で、斧の刃の左側に彫られた3本の溝は大神を現し、右側に彫られた4本の溝は四天王を現しており、神の御加護を仰いでいます。
また、進水式で使われた支綱は縁起物であり、安産のお守りに使われています。
引用:尾道造船株式会社